7月になり、夏らしく暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


ついに義志がメールマガジンを配信することになりました。 

 

新作・限定商品のご案内や、セールのお知らせは勿論のこと、 

 店頭やホームページだけでは伝えきれない義志・小萩の活動内容からスタッフの裏話まで、 

 皆様に楽しんで頂けるメールマガジンにしていきたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

                          平成18年7月4日 株式会社 義志 

 

 

 

【新作入荷のご案内】

 

Tシャツ型第22 価格:8,820円

色:白・墨黒

サイズ:小・中・大

 

「双」型第2 価格:17,640円

色:生成

サイズ:小・中・大

※写真をクリックすると、通販ページへ移動できます。

 

 

 

【義志・小萩 情報通】

 〜広報からの裏情報〜

 

この度、メールマガジンを担当させて頂くことになりました。広報担当の町田麻衣です。
こちらのコーナーでは、本店以外での義志・小萩の様々なニュースや、
新作情報・今後の企画商品など、このメールマガジン会員様だけの、特別なニュースをお届けしていきます!

 

〜「迷彩」WIRE06出演決定!〜

※写真をクリックすると、迷彩オフィシャルホームページが見られます。

 

義志の同士として、長年親交の深い「迷彩」。
オリジナリティ溢れる動きとキレ、テクノ・トランスシーンではその名を知らない人はいない、
超人ダンスパフォーマンスチームです!
義志のクラブイベントで、そのパフォーマンスに釘付けになった方も少なくないはず!
義志スタッフも、みんな純粋にファンです・・・
彼等が、9月2日に横浜アリーナで開催される、国内最大級のテクノイベント"WIRE06"に出演します!
義志と迷彩は、今まで何度かコラボアイテムを作ってきたのですが、今回はかなり気合が入ってます!
鎧ジャージ「炎」!義志好きの方ならご存知ですよね?「鎧ジャージ」!
なんとその新柄、「炎」がWIRE06に向けて、迷彩仕様で企画中です!
私は、サンプルを見せてもらったんですが、もうびっくりでした!!
本当にかっこいいです!!
ジャージのイメージを覆すジャージです!
もちろん、秋物としてお店にも登場しますので、お楽しみに!!
WIRE06公式HP 
http://www.wire06.com/

 

〜「球舞×義志」Tシャツ、再入荷します!〜

※写真をクリックすると、球舞オフィシャルホームページが見られます。

 

こちらも同士としてお馴染みの、サッカーボールを使ったリフティングパフォーマンス、
フリースタイルフットボールチーム「球舞」。
ワールドカップ開催期間中はずっとドイツでパフォーマンス活動を行っていて、とにかくどこへ行っても注目の的だそうです。

さて、毎回入荷するたびに、すぐになくなってしまう「球舞Tシャツ」。
今回の
Tシャツ型第20は、初回入荷分から即完売でした・・・
そして・・・お待たせしました!7月6日頃、再入荷します!(入荷日は前後することもございます。ご了承下さい。)
通販ご希望の方は、一足先にホームページからのご予約が可能です。
そしてこちらも早速なくなりそうな勢いの新作、ワッフル素材の球舞タンクトップ。
シリアルナンバー入りということもあり、すごい人気です。
ちなみに1番〜10番は球舞メンバー分です。
そして、大活躍中の球舞がDVDを出しました!!
3000円は絶対安いです。球舞公式HPのSTOREから注文できますよ。こちらもぜひチェックを。

 

〜世界一の美女に・・・?!〜

※写真をクリックすると、MUJオフィシャルホームページが見られます

 2006 miss universe® japan Kurara Chibana

© photo by atsushi ito, hair & make-up by tatsuya

 

皆様、ミスユニバースをご存知ですか?
各国から、選び抜かれた「美しい女性」の、世界一を決める大会です。
見た目の美しさだけではなく、女性として、人としての内面的な魅力も、審査の基準となります。
その世界大会にて、日本代表のナショナルコスチュームとして、小萩の甲冑が着用されます。
ミスユニバース世界大会の事務局でも、どうやら話題を独り占めしているようです!
確かに、あんなに美しく・強く・色っぽいコスチュームは他にはありませんよね。
しかも、それを日本一の美女が着るんです!!
今年の日本の代表は、写真の女性、
2006muj®知花くららさん。

どうですか?美しいですよね!!

女の私でも、ドキッとしちゃいます!

彼女が甲冑を着て、世界一になる、それを想像するだけで、ワクワクしちゃいます。
mujナショナルディレクターのイネスさんのブログに、彼女が甲冑を試着している写真が掲載されています。

 

(義志のウラ話)
こちらは、不定期の特別コーナーです。
義志のスタッフは、代表を始め、みんなとても個性豊か。
そんなスタッフのおもしろエピソードなどを、こちらでちょっとだけご紹介します。
代表の緒方は、テレビで見たことがある方もいらっしゃると思いますが、
見ての通り、とっても熱ーーい男です。これぞ日本男児というようないでたち。
歩く時はいつも大股。何をするにもアクションも声も大きいんです。
おかげで、一緒に歩くときは、女の私は小走りしないと追いつけません・・・
油断してると一本先の電車に乗ってしまってたりします。
さらに動きが常に激しいので、事務所のイスのネジが飛んできたり、引き出しがバラバラになったりと、
代表が壊した物は、数知れず・・・
と、そんなヤンチャな代表ですが、スタッフみんなからとても愛され、信頼されています。
そんな代表もメールマガジンでひとこと言いたい!ということで、代表からの一言コーナーを作ることになりました。

その名もずばり【進化せよ、日本】
当初、10行くらいでということだったのですが・・・
やはり熱い男、書き出したら止まらなかったようで、ものすごい量になりました。
(お時間のない方は、読まないほうが・・・)
ただ、とても素晴らしいメッセージなので、ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです。 

 

 

【義志東京本店情報】

 

「親近感」を大切にしていきたい店長の樽見です。
みなさまにとってファッションとはどのようなものでしょうか?
趣味、生き甲斐、仕事・・・それぞれ全く違った考え方があると思います。
好きなブランドを挙げてみても実に多岐に渡る事と思います。
その好きなブランドのひとつに、義志が入っていたら良いなと思います。
流行にこだわらず自分の好きなものを着て自己表現をしようじゃありませんか。

 

義志の信念に魅了され、この仕事に携わって早2年。
なんとまぁ1日、1ヵ月、1年・・・の経過の早いこと!
それだけ充実した日々を過ごせているって事なのかな。
販売員の醍醐味はなんといっても沢山の出会い。
一期一会の気持ちで今日1日を喜び、努め、人に優しく接していきたい。
これからもずっと。

 

さぁいよいよ夏到来です。暑い日本の夏にはイベントが盛りだくさん。
そのひとつはセールですね。義志でも大特価祭を開催中です!
ただ・・・
何せ小量生産なものですから、あっという間に在庫が切れてしまうという問題点もありますが、
そればかりはどうかご了承下さいませ。
見逃せません!!

 

◎ 夏の大特価祭 ◎
7月1日(土)〜 

 

それでは今月はこの辺で。
店頭でお会いしましょう。

 

こっそり不定期に更新している店長のブログ
 
http://blog.livedoor.jp/yoshiyuki_tokyo/

 

 

 

【進化せよ、日本】 

〜代表・緒方義志の言いたい放題 1〜

 

 

「不純な動機」 

 

はじめまして。義志代表の緒方義志と申します。
この度、「義志」「小萩」の関係者とお客様を対象にこのようなメールマガジンを配信するということになり、
是が非でも自分にも何か書かせて欲しいと担当の町田麻衣に懇願し、無理やり自分の枠を持たせてもらうことになりました。
まずはこの場を借りて、いつも「義志」と「小萩」を愛用していただいている皆様に心からの御礼を申し上げます。

 

普段、私は両ブランドの裏方で服を企画・デザインする存在で、あまり表に出て物を言うという機会がありません。
過去には何度かテレビなどにも出たことがありますが、その放送を見るたびに、
こういう出方をするくらいなら出ないほうが良かったかなと少々後悔します。
私がテレビに出るのは、自分が目立ちたいからというわけでは決してなく(目立つのが嫌いな性質ではありませんが)、
自分のブランドの持っている主張を少しでも理解してもらいたいと思うからです。
ところが、テレビではなかなか「義志」という服屋を始めた目的や、ブランドの持つ理念や信条について話す機会が与えられません。
いや、実際には相当熱く語ってはいるのですが、テレビ的にはあまり面白くないようで、
いつも必ずそういう発言の場面は放送してもらえないのです。
そんなわけで、この場を積極的に活用させていただき、私たちのブランドに込めた思いや、
服作りという活動を通して世の中に主張したいことなどを思うままに発信していきたいと思います。

 

さて。今回、この記念すべき「義志通信」の第1回目に、どんなことを書こうかいろいろと迷いましたが、
まずは私たちが展開するブランドは、世界にあまたある服屋(広義で捕らえたブランドおよびショップ)と、
決定的に違う性格を持っているということについてお話したいと思います。
ひとことで言うと、私たちは不純な動機でファッション活動をしている服屋であるということです。

 

私がこの服飾産業(いわゆるアパレル)に従事するようになって感じることは、
この世の中に存在するほとんどの服屋は、単純に「服とおしゃれが好き」という原動力で動いるような気がします。
これは、ファッションを志す人たちにとっては最も純粋で力強い原動力です。
しかし、そのように純粋な動機でファッションに従事する人たちと比べると、私の動機は純粋ではありません。
私の場合、「ファッションという産業を媒介にして世間の人たちの価値観に影響を与える活動をしよう」というところから出発しています。
要するに、ファッションは私の目的ではなく手段なのです。

 

私の「目的」に関しては、このメールマガジンの回を追って少しずつお話していければと考えていますが、
先の言い分は、ファッションを目的として活動している人たちからすると大変不愉快に聞こえるでしょう。
一方で、ファッション業界には金儲けを目的として服を作ったり売ったりしている人たちもいます。
とにかく流行っているものを仕入れて売ったり、流行を焚きつけて一攫千金を狙ったり・・・
これもある意味ではファッション業界においては王道なのかもしれません。
彼らにとってもファッションは目的ではなく手段で、
ビジネスで成功を収めるという目的を果たすための手段としてファッション業界を選んでいるわけです。
これは、一見ファッション人としてはあまり崇高な動機には見えないかもしれませんが、ビジネスマンとしては極めて真っすぐだと思います。
結局のところ、彼らも一生懸命に消費者がどんな服を欲しがっているのかとか、今年はどんなスタイルが流行するのかなどと考えて、
文字通り「ファッション=流行」を熱心に科学します。そういった意味では、彼らもそこそこ純粋な動機でファッションをしている人たちなのです。

 

さて、それでは私はいったい何故ファッションをやるのか?
勿論、服が好きで、自分の着たい服を作りたいという衝動に駆られたという側面もあるのですが、私の中での大義は別のところにあります。
それをひとことで言うと、
「日本の国民に日本人としての自信と誇りをよりいっそう持ってもらうための国家事業」のために私はファッションをやっています。
ともすると大変独善的に聞こえてしまうかもしれませんが、これは格好つけでも何でもなく、私はこれを本心から思っています。

 

なぜそう思うかというと、今の日本人を全体で捉えた時に、日本人は持つべき自信と誇りが十分持てていないと考えるからです。
それは、個人の能力や人間性における自信と誇りということではなく、私たちの個を形成するひとつの大きな支柱となっている、
「日本」というアイデンティティにどれだけの自信と誇りを感じることができているかということです。
私は、自己実現ということを考える時に、自分のアイデンティティの重要な中枢のひとつである「日本」という要素が成熟しないことには、
自分を心の底から好きになることは不可能だと考えています。
自分の属している社会を誇れなければ、自分のことを芯から誇ることはできません。
それは、自分の家族が不幸だったら自分も幸せになれない感覚と似ています。

 

私は日本が好きです。しかしながら、誇ることができないことがたくさんあります。
これはいったい誰のせいなのでしょうか。
政治家でしょうか。教育者でしょうか。親でしょうか。それとも、ご先祖様のせいなのでしょうか。
どれも間違ってはいないと思いますが、答えとしては核心をついていないように思えます。
私は、今の社会がかくある原因は、何よりも今を生きている自分にあると考えるべきだと思うのです。
だから、今の社会が気に入らなければ、自分が変える。少なくとも、その意思を持つ。
その努力をしないで日本は駄目だと言っている人がいるとしたら、それが最もあるまじき状態だと考えます。
だから、私は、自分がどこまでできるかは分かりませんが、
社会に対して働きかけたいと思うことを自分なりのやり方でやってみようと考えています。

 

私が今の日本で最も嫌いなこと、それは欧米至上主義です。
実際のところ、今日では正面切って「私は欧米至上主義者だ」と公言する人などそう滅多にはいません。
街中で、あなたは欧米至上主義者か」と道行く人々に聞いてみても、恐らく誰一人として「そうだ」と答える人はいないでしょう。
これが厄介なのです。
この感覚と価値観は私たちの潜在意識の中に腫瘍のようにこびりついていて、普段自分ではあまり気付くことがありません。
この腫瘍は、その持ち主にこれといった不快感を与えるようなことがないからです。

 

しかしながら、現実の私たちの言動を俯瞰してみると、
やっぱり私たちは自分達を欧化することによって自らを高めようとしている傾向が強くあります。
最も単純で顕著なこととして、私たちの言語活動がそうです。
日本語で表現できることをわざわざフランス語で言って自分がいかにも博識であるかのように演出してみたり、
企業が会社の名前を考えるときに、最先端で洗練された印象を持たせるためにと英語で社名を付けたり、
自動車メーカーが新車に付ける名前はお洒落で高級感がなければならないとイタリア語で命名してみたりと、
日本における欧米語による日本語の淘汰はますます加速しているように感じてしまいます。
他にも例を挙げればきりがありませんが、日本の警察官の制服に「POLICE」と書かれていたり、
政治家が「これからは公約のことをマニフェストと言おう」などと声高にうったえたりと、
国家が率先して日本語を捨て去ろうとしている有様にはあきれて物も言えません。
そして何よりも極めつけはは、母親が赤ん坊に「ママ」と呼ばせること。
日本人は、生まれた時からこの感覚で育てられているのですから、今日のこの状態は必然と言わざるを得ないでしょう。

 

そんな中で、私が最も憤りを感じる分野があります。
それが、ファッション業界です。
そもそも、ファッションという概念自体が輸入されたものですが、
着飾ることやお洒落をするという文化は当然のごとく日本にも確固とした歴史があります。
服をデザインしたり、それを着こなしてお洒落を楽しむということは、決して現代になってから始まったことではないはずです。
しかし、今日の服飾業界は欧米至上主義の独壇場と言っても過言ではありません。
それを最もつぶさに感じるのが、デザインやブランドイメージ云々よりも、彼らの言語活動そのものです。
百貨店やファッションビルのフロアー案内を見てみると、店舗一覧上のほとんど全ての店が欧米言語によって表記されています。
これは、今日のファッション産業においては、日本語はまずもって必要とされないということの表れです。
要するに、日本語ではファッションは成立しないということなのでしょう。

 

この現状を体感するにつけ、私は日本人としてとてつもない敗北感を感じてしまいます。
イギリス人もフランス人もイタリア人も、みんな自分の国の言葉でファッションを成立させているのに、日本人にはそれができません。
いや、日本では誰もそれをやろうとしていないだけなのです。卵が先か鶏が先かの話ではないですが、
それは消費者が求めていないからなのか、それとも、供給者が発信しないから需要が生まれないだけなのか。
とにかく、ファッション業界に自然発生的に起こった日本語排斥運動をまずは食い止めたいと私は考えます。
だから、「義志」は日本語の札を付けてイギリスでも売り、アメリカでも売ります。
今年はイタリアへも進出する予定です。
活動の規模としては、まだまだ種まきの状態ですが、このブランドにもう少し力が付いて、世界で堂々と展開できるようになったとき、
日本のファッション人たちは初めて気づいてくれるでしょう。
日本語でもファッションが成立するということを。
私はそのためにファッションやるのです。

 

 

 

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