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義志の新しい直営店「フリウ」が開店して早2週間。
開店準備と開店後のドタバタであっという間の7月でしたが、
なんとか今月のメルマガ配信も間に合いました。

店頭には今月号にはご紹介しきれなかった義志の新商品も並び、
8月頭には義志足袋の新型も入荷致致します。
原宿にお越しの際は、ぜひフリウにお立ち寄り下さい!

 


 

■■■ 新作入荷情報 ■■■
 
 
価格:9,660円(税込) 色:青 サイズ:小、中、大
 
義志では珍しいゆったりとしたシルエットの半袖カットソー。
色と編地の異なる3種類の天竺素材を切り替えて使用し、さらにその接ぎ目を
つまんで立たせることにより、立体的な表情を作り出している。
背中に施された藤の輪柄のプリントは、切り替え線越しにズレている。
白、青、白灰という爽やかな色使いは夏に良く映える配色になっている。
 
 
かぶり立ち襟シャツ「団欒」
 
価格:9,975円(税込) 色:白、杢灰 サイズ:小、中、大
 
陣羽織を意識した直立の立ち襟と、特注の合金製長方形ボタンが特徴。
男らしい爽やかさを見事に引き出してくれる一枚。左胸にあしらわれた柄の題名は「団欒」。
愛らしい猫達が寄り添い、寛いでいるかのような絵柄だが、ちょっと遠目で見ると
全く別の像が映し出される。これは、ある物を寄せ集めて別の物体を表現する「寄せ絵」と言う
からくり画法。遊び心と毒気のあるデザインが楽しい半袖カットソー。
 
 
Tシャツ型第44
価格:9,345円(税込) 色:生成、杢赤 サイズ:小、中、大

義志の定番カットソーに新色が登場。さらりとした上質なオーガニックコットンを使用した
前合わせの五分袖シャツで、Tシャツというよりはむしろ「タイトな男襦袢」。
右脇の裾付近についた騙しポケットが、シンプルなデザインの中に遊びの要素を加えている。

 
Tシャツ型第70
価格:8,295円(税込) 色:生成、杢赤 サイズ:小、中、大

祭りなどで着るダボシャツの袖付けを模した丸首のカットソー。
軽い天竺素材とゆったりとした肩周りのデザインが風通しの良い
着心地を生み出し、見た目にも涼しげで力の抜けた気分を演出する。
 
 
手拭い
 
「したたり」
「よろけ縞」
「やぶれ咲き」
価格:1,575円(税込)

義志に対し最も要望の多かった商品、「てぬぐい」が満を持して発売された。
柄は、「よろけ縞」、「やぶれ裂き」、「したたり」の3種。
柄付けはもちろん注染でなされ、手拭の仕様と風合いを忠実に守りながらも、
義志らしい遊び心と今日的デザイン感覚で見事に仕上げている。
 
 
武者袴型第4
価格:16,800円(税込) 色:砥の粉、黒 サイズ:小、中、大

袴の風貌やシルエットをパンツの仕様に投影することを
お題にした「武者袴」に、シリーズで初となる七分丈が登場。
本型は、前に3本のひだを配し、より立体的で動きのある表情が
動作の中で作られるようデザインされた「型第3」を原型としながら、
全体の太さは七分丈のバランスに合わせて若干細身に調整されている。
沢のある薄手の綿サテンと絶妙な量感のはんぱ丈が相まって、
色気と元気が同居した軽快かつ上品な空気感を演出する逸品。
 
 
鍬形
価格:25,200円(税込) 色:藍 サイズ:小、中、大
 
兜の鍬形(くわがた)のように脚部が内側に湾曲した形状が
特徴のデニムパンツ。14オンスの肉厚デニムを使用しながら、義志では珍しく、
比較的細身のシルエットに仕上げている。前後に配置された変形立体ポケットや
後ろ中心のベルトループには採用された義志別注の真田紐など、
細部に渡りジーンズとは完全に異なるデニムパンツのかたちを提案している。
 

 
■■■ フリウ新着情報 ■■■
 
「真田提げ紐」が遂に登場!
 
義志の定番素材である市村真田紐を最大限に使用した
「真田提げ紐」がフリウに入荷しました。

携帯電話やデジタルカメラなどに使用可能のストラップ紐の接合部には、
義志のロゴが刻印された銀製の金具を使用することで、
高級感と重厚感を演出しています。物を持ち歩く為の
機能的な要素だけではなく、装飾品の要素も兼ね備えています。
真田紐を使った贅沢な小物、ご来店の際は是非手に取ってお確かめ下さい。

 
 
  2分(6mm)巾 価格:3,990円(税込)       4分(12mm)巾 価格:5,040円(税込)
 
 

8分(24mm)巾 価格:7,140円(税込)
 
 
皆様のご来店、従業員一同心よりお待ち申し上げております。
 
 
 
フリウ店長 梅野良介

 

フリウ 公式ホームページ

義志直営店フリウのブログ:フリウの流儀

義志のブログ:義志番頭日記

 


 

■■■ 進化せよ、日本 ■■■

〜代表・緒方義志の言いたい放題38〜

 
 
「残し伝える流儀とは」
 

義志が仕掛ける日本流覚醒計画の総本山「フリウ」が7月17日に開店しました。

この店に与えた使命は、「残し伝える流儀をつくる」ということです。

流儀と言うと何となく堅苦しく聞こえ、意味も今ひとつ感覚的に入ってこない人も

多いかもしれませんが、これを英語に訳すと意外と明確に理解できたりします。

 スタイル(style)。

 英語に直したほうが意味が分かりやすいというのも不思議な話ですが、

つまりは、「残し伝えるスタイルをつくる」ということです。もちろん、

この言葉の前提は、「日本人として」ということになりますが、日本人として

残して伝えていきたいスタイルとは、服屋の領域においては実にあいまいで漠然としています。

 

衣食住からなる生活文化の三大要素において、食と住の世界には確固たる日本流、

すなわちジャパニーズスタイルというものが存在し、それらは今日の都市文明においても

柔軟にかたちを変えたり進化したりしながら、日本という国ならではの文化的個性として

私たちの日々の生活に豊かな彩りを与えています。例えば、食卓の主役である

ご飯と味噌汁、箸や茶碗といった昔と比べてほとんど変わらないものもあれば、

ペットボトルのお茶や回転寿司といった文明の利器と巧みに融合した

現代的日本文化もあります。居酒屋の座敷や離れのある高級旅館のように様式や

気分を楽しむ住文化もあれば、遠赤外線こたつや真空圧力IH炊飯ジャーのように、

徹底的に機能を進化させようとする暮らしの道具たちもまた日本ならではの

スタイルです。これらは、すべてが日本の風俗から生まれた日本独自の流儀です。

 

では、衣の分野ではどうでしょう。または、もう少し広義でとらえ、着るものを

中心としたファッションの分野におけるジャパニーズスタイルとは何なのでしょうか。

理想論を言えば、着物を中心とした服飾文化がそれにあたるということになるのですが、

現実を客観的に捉えると、これはすでに日常から離れていこうとしている文化の

ひとつであると言わざるを得ません。もっと意地悪な言い方をすれば、図鑑や博物館に

「こっちへおいで」と袖を引っ張られている状況の中でなんとか日常に踏み止まろうと

その境界線で踏ん張っている文化のひとつと言ってもいいかもしれません。

 

実際のところは、今日における日本の服飾文化には、日本流と呼べるものが

あまり無いというのが受け入れざるを得ない現実です。日本のファッションは

よくリミックス(編集や掛け合わせ)の妙と言われます。音楽についても言えることですが、

ジャンルを超えて自由な発想でいくつかの異なるスタイルを組み合わせて新しい表現を

つくり出すのが得意だと言われています。確かに、そうとも言えるでしょう。しかし、

例えば「アメリカンなアイテムをイタリア風に焼き直し、日本人の繊細なもの作りの感覚で

仕上げたスタイルは立派な日本流だ」なんてことしか言えない日本人ではちょっと淋しすぎます。

 

日本人の創造力というものは、それだけではないはずです。先に挙げた食や住の文化のように、

文明の進化に順応し、現代のトレンドや美意識の変化に遅れをとらずに

独自のスタイルを残し伝えていく意識と感性を持った民族であるはずなのです。

 

フリウはそんな日本独自の流儀を現代のライフスタイルに向けて提案する実験場として、

原宿は明治通りの裏路地に誕生しました。そして、フリウの真裏、表の明治通りには

あのユニクロがそびえ立つことに私は何となく天から尻を叩かれる感覚を覚えます。

どれだけ店舗数が多くても、どれだけ売り上げが高くても、日本最大のアパレルチェーンが

全く意に介すことのない「日本独自の流儀を作る」という使命をフリウは強く帯びています。

日本のファッション業界を担うのはユニクロなどではなく、私たちであるという自負を持って、

義志は原宿において特別な存在価値を持つこの店をこれより継続的に発展させていきます。

 

もちろん、その中核には弊社の服飾ブランド『義志』と『小萩』があり、そして、

その他にも私たちが同士であると感じることができる強い思いを持ったブランドや

デザイナー、作家やアーティストの商品や作品を厳選して提案します。次の世代に胸を張って

自分たちの流儀だと言える確固たる「らしさ」を残し伝えていくために、そして、

そんな品々を世界中の人々に見つけてもらうために、

この店から未来志向の刺激的な日本流を自由な発想で発信していきます。

 

 
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