月刊義志6月号でもお知らせした通り、今年の夏はイベント盛りだくさんのフリウ。
先週まで行われていたフリウの夏に続き、次なる店内催事は
4年ぶりとなるRGBと義志によるコラボレーション企画展です。
お題は「フクワライ」。
笑う門には福来るというのは、古人から伝えられたひとつの真理かもしれません。
今年は日本にとって実に辛い一年になっていますが、そんな時だからこそ、福を呼ぶ笑いが必要です。
そこで「福」と「服」をかけ、服で福笑いをやってしまおうという実験を行います。
服で笑って服を笑う、そんな服が「福」を呼ぶ笑いを私たちに与えてくれるかもしれません。
衣服やファッションとは、恰好をつけるためだけに存在しているのではなく、
人をちょっと笑わせたり、人の気分を少しだけほぐしてあげたりすることも、ひょっとしたら
できるのかもしれない、そんなひらめきの下、デザイナーと芸術家の二面性を持つRGBの
独特の世界観で、ともすると見栄と虚飾の交錯するファッションを笑い飛ばします。
もちろん、それらの作品は商品でもあるため、購入も可能です。いつもと違った視点で服を楽しんでみて下さい。
また、本企画展の開催に合わせ、RGBと義志の合作による新作カットソーも発売されます。
前回に増してアクを強めた二者のコラボレーションを絶対にお見逃しなく。
 

＜RGB＞

デザイナー冨島修司、彫刻家 翁拓史の2人からなるユニット。
ブランド名はいかなる色でも表現可能な光の三原色R（赤）、G（緑）、B（青）を意味している。
主にシルバーアクセサリーを手掛けながら、常識的価値の変換を基本的な目的とし、
身に付ける人にとって「奥の手的商品」を提供すべく、独創的な創作活動を行う。
アートとデザイン、作品と商品、両方の要素を包含した彼らの製作物は
どれもアクが強いが精錬度が高く、独特の個性と存在感を放出する。